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飲食店のMeta広告の費用|広告費・運用費・動画制作費の内訳

代表取締役 大谷幸輝
大谷 幸輝株式会社ZEN 代表取締役・
伝票を見ながら費用を考える店主のイラスト

飲食店のMeta広告(Instagram・Facebook広告)の費用は、「広告配信費」「運用手数料」「動画などの素材制作費」の3つに分かれ、会社によって別々に請求されます。見積もりで「月いくら」とだけ聞くと、足りない分を後から知ることになります。この記事では3つを分けて見る方法と、少額から試す考え方、込み込み型の月額料金の比べ方をまとめました。

Meta広告(Instagram・Facebook広告)の費用は3つに分かれる

飲食店がMeta広告にいくらかかるのかを調べても、広告費の一般論が多く、自分の店の総額は見えにくいものです。飲食店が実際に払う費用を、まず3つに分けます。

費用中身誰に払うか
広告配信費Instagram・Facebookに広告を出すための実費。上限は自分で決められるMeta(代行会社経由の場合もある)
運用手数料広告の設定・数字の確認・改善を任せる費用運用代行会社
素材制作費広告に使う動画・写真・文章をつくる費用制作会社・代行会社・自店

自分で全部やるなら、実際に払うのは配信費だけです。そのかわり、設定と素材づくりに自分の時間がかかります。任せるほど手数料と制作費が増えます。「何を自分でやって、何を任せるか」で総額が決まる、というのが基本の考え方です。

見積もりをもらったら、3行に分けて書き写してください。1行でも空欄なら、そこは別料金か、含まれていないということです。

広告配信費はいくらから始められるか

配信費は、1日あたりや期間全体の上限を自分で決められます。最低いくらから出せるかは、Metaの広告マネージャの画面と公式ヘルプに出る条件で決まります。金額は設定や時期で変わりうるため、この記事では数字を書きません。実際に出す前に、画面で確認してください。

少額から始めるときの考え方は3つです。

少額だと、広告が届く人数が少なく、数字のばらつきが大きくなります。数日の結果だけで良い悪いを決めないでください。ただ、反応の良し悪しは動画の出来にも左右されます。配信費を増やす前に、素材を見直すほうが先になることも多いです。

運用代行の手数料の決まり方(広告費の割合・最低広告費)

運用代行の手数料には、大きく3つの型があります。どれが相場、という言い方はできません。会社ごとに違うからです。

型決まり方確認すること
割合型広告費に一定の割合を掛ける広告費を増やすと手数料も増える。割合の数字と、何に掛かるのか
定額型毎月いくらと決める配信費は別か、設定変更や報告はどこまで含むか
併用型基本料と割合の両方合計を月の広告費で試算してもらう

飲食店で見落としやすいのが最低広告費です。「手数料は広告費の何割」と書いてあっても、「月の広告費が一定額に満たない場合は、その額で手数料を計算する」といった条件が付く場合があります。少額から試したいお店ほど、ここで予想より高くなります。

契約前に聞く質問は次の4つです。

  1. 手数料は何に対していくらか(広告費・売上・定額のどれか)
  2. 最低広告費、最低契約期間はあるか
  3. 広告アカウントは誰の名義か。解約したとき、データは持ち出せるか
  4. 毎月の報告に、何の数字が載るか

3つめは大事です。アカウントが代行会社の名義だと、やめたあとに配信の履歴が残らないことがあります。

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広告の前に、予約導線やSNSの状態が整っているかを見ておくと、費用のムダが減ります。

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動画素材の制作費を忘れがちな理由

広告の見積もりで一番抜けやすいのが、素材の費用です。運用代行の多くは「広告の設定と改善」を請け負い、動画づくりは別の仕事として扱います。そのため、手数料だけ見て安いと思って契約し、あとから撮影・編集の話が出てくることがあります。

飲食店の広告は、素材の出来で結果が大きく変わります。画面に出る料理、最初の数秒、音、文字の入れ方で、見る人が止まるかどうかが変わります。スマホで撮った動画でも使えますが、広告は流れていく画面の中に割り込む形なので、最初の1〜2秒で料理が見えない動画は飛ばされやすいです。

素材について、見積もりで確認する点です。

最後の項目は見落としがちです。広告用に撮った動画を自分のSNSで使えない契約もあります。使える契約なら、1回の撮影が広告と日々の発信の両方に回り、費用の考え方が変わります。

飲食店で広告が効きやすい場面(開店・季節メニュー・閑散期)

広告は、いつでも出せばいいものではありません。「お店のことを知らない近隣の人に、今すぐ伝えたい理由がある」場面で使うと、無駄が少なくなります。飲食店では次の3つの場面が考えやすいです。

場面広告で伝えること見る数字
開店・リニューアル場所とお店の雰囲気、看板メニュー。開店日と期間予約数、来店時に聞いた「何で知ったか」
季節メニュー・フェアその時期にしか食べられない理由と期間そのメニューの注文数、客単価
閑散期・空いている曜日空席のある曜日や時間帯の限定メニューその曜日・時間の来店数

逆に、予約の取り方が分かりにくいお店、メニューや写真が古いお店は、広告で人を集めても取りこぼします。広告費を出す前に、Googleマップの情報、Instagramのプロフィール、予約ページの3つが今の営業内容と合っているか見てください。

広告を出す前のチェックリストです。

閑散期の考え方は飲食店の閑散期の集客対策にまとめています。

配信費込みの月額型という選択肢

ここまでの3つの費用を、別々の会社に別々に払うのは手間がかかります。そこで、配信費・運用・素材制作をまとめた月額型もあります。ZENの飲食店集客支援はこの型で、月額5万円〜(税抜・12か月契約)です。撮影、ショート動画の制作、SNS発信、Meta広告の運用、広告配信費、予約導線の整備、毎月の振り返りが含まれます。Googleマップの情報管理はオプションです。全国に対応しています(拠点は徳島です)。

込み込み型が自分のお店に合うかは、別々に払った場合の合計と並べて決めます。次の表に、見積もりの数字を書き込んでください。

項目別々に払う場合(月)込み込み型(月)
広告配信費(  )円含む
運用手数料(  )円含む
動画の撮影・編集費(  )円含む
自分の作業時間(  )時間(  )時間
合計(  )円(  )円

比べるときは、金額だけでなく次の点も見てください。

ZENも、効果を保証することはしていません。店舗によって差があります。実際の事例は支援事例で、店の許可を得た範囲で公開しています。すぐに自分で試したい場合は、前半の「3つに分ける」「期間と上限を決める」をそのまま使ってください。

広告を出す前の足場づくりとして、SNS運用代行の費用の見方は飲食店のSNS運用代行の費用相場に書いています。

よくある質問

Q. 飲食店のMeta広告は月いくらから始められますか。
A. 広告配信費は自分で上限を決められるので、少額から始められます。ただし運用代行に頼む場合は、手数料や最低広告費が別にかかることがあります。見積もりでは、広告配信費・手数料・動画制作費の3つを分けて確認してください。
Q. 運用代行の手数料は広告費の何パーセントが普通ですか。
A. 広告費に対する割合で決める会社、定額で決める会社、両方を組み合わせる会社があり、一律の相場は言えません。割合型は広告費を増やすと手数料も増える点、最低広告費の条件がある点を確認してください。
Q. 広告に使う動画は自分のスマホ撮影でもいいですか。
A. 使えます。ただし広告は最初の数秒で見るのをやめられやすいので、料理が先に見える、文字を読まなくても分かる、といった作りが向いています。撮り直しや編集の手間も費用として見ておくと安心です。
Q. 広告費込みの月額型は割高ではありませんか。
A. 一概には言えません。配信費・手数料・動画制作費を別々に払った合計と並べて比べてください。ZENの飲食店集客支援は月額5万円から(税抜・12か月契約)で、撮影・ショート動画制作・Meta広告の運用・広告配信費を含みます。効果は保証できず、店舗によって差があります。
Q. Meta広告を始める前に何を決めておくべきですか。
A. 広告で何をしてほしいか(予約・来店・問い合わせ)、いつまでに判断するか、いくらまでなら試せるかの3つです。予約を受ける導線が整っていないと、広告を見た人が離れてしまいます。

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代表取締役 大谷幸輝
この記事を書いた人大谷 幸輝(株式会社ZEN 代表取締役)

徳島で飲食店メディア「徳島グルメ」(SNS総フォロワー100,589人)を運営し、これまで487店を紹介してきました。撮影・ショート動画・広告まで、飲食店の集客を現場で支援しています。