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グルメサイトの掲載料が高い飲食店へ|代わりになる集客手段と選び方

代表取締役 大谷幸輝
大谷 幸輝株式会社ZEN 代表取締役・
お店で食事を楽しむ家族のイラスト

結論から言うと、グルメサイトをいきなりやめる必要はありません。見るべきは「掲載料の金額」ではなく「払い続けないと止まる集客」か「一度作れば残る集客」かの違いです。まず予約の流入元を数え、Googleマップ・SNS動画・自社サイトを育てながら、グルメサイトは段階的に減らすのが現実的です。

グルメサイトの掲載料が負担になる理由

「掲載料が高い」と感じる飲食店は少なくありません。ただ、高いと感じる中身を分けてみると、金額そのものより次の3つが重なっていることが多いです。

とくに3つ目は大事です。数えていないと「高い気がする」で止まり、やめるべきか続けるべきかを判断できません。次の章で、その数え方を先にお伝えします。

グルメサイトの役割と、やめる前に確認すること

グルメサイトは「今日・今週どこで食べるか決めたい人」が集まる場所です。すでに来店を決めかけた人に見つけてもらえる強みがあります。この役割を他の手段がすぐに肩代わりできるとは限りません。だから、やめる前に確認することがあります。

3日でできる確認手順

  1. 直近3か月の予約を書き出します。予約台帳、電話メモ、ネット予約の管理画面を使ってください。
  2. それぞれに「どこで知ったか」を付けます。ネット予約はグルメサイト経由かどうか、電話や来店はお客さんに聞いたことをメモします。
  3. グルメサイト経由の予約に、人数と注文内容を足して、おおよその売上を出します。
  4. 掲載料と並べて、「掲載料を引いても残るか」を見ます。
  5. グルメサイト経由で来た人のうち、2回目以降も来ている人がどれくらいいるかを、常連名簿やレジの記録で確かめます。
確認の結果考え方
グルメサイト経由が売上の大半を占める急にやめると落ち込む可能性があります。他の経路を育てる期間を先に取ります。
掲載料を引くとほとんど残らないプランの見直し、掲載内容の縮小、他手段への一部移行を検討します。
来ても1回きりの人が多い「もう一度来る理由」を作れる手段(SNS・LINE・自社サイト)を足す価値が高いです。
そもそも流入元が数えられていない切り替えの前に、数える仕組み作りから始めます。

いまの集客のどこが強くて、どこが弱いか

質問に答えるだけで1分でわかります。切り替えを考える前の現状把握に使えます。

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代わりになる集客手段の比較(Googleマップ・SNS・自社サイト・地域メディア)

グルメサイトの代わりになる手段は、役割がそれぞれ違います。「どれが一番いいか」ではなく、「自店のどの穴を埋めたいか」で選びます。

手段向いている穴お金のかかり方時間弱点
Googleマップ「近くで探している人」に見つけてもらう基本は無料。整備に手間がかかる早く効果が見えやすい写真・口コミ・情報が古いと選ばれない
SNS(Instagram・TikTok・YouTube)まだ店を知らない人に知ってもらう自分で運用すれば無料。動画制作は手間か外注費数か月単位作るだけでは見られない。続ける体力が要る
自社サイト・ネット予約指名で探した人を取りこぼさない/常連化制作・維持に費用がかかる作れば残るサイト単体では見つけてもらえない
地域メディア地元の人に信頼感込みで知ってもらう媒体により無料から有料まで幅がある掲載後すぐ反応が出ることもある媒体の読者と自店の客層が合わないと響かない

順番の目安は次のとおりです。

  1. Googleマップを整える。費用が小さく、すでに来店を考えている人に届きます。
  2. 自社サイトか予約ページを一本化する。SNSや地域メディアの受け皿になります。
  3. SNSの動画で「知ってもらう入口」を作る。ここが一番時間がかかるので、早めに始めます。
  4. 地域メディアを使う。地元客を増やしたい店は、読者の層が合うかを確かめて選びます。

地域メディアについては、徳島グルメに掲載してもらうには|飲食店PRの流れ・料金・効果で流れを整理しています。

払い続ける広告と残る動画資産の違い

ここが、掲載料を考えるいちばんのポイントです。他社のサービスを比べる話ではなく、お金の「構造」の違いです。

見るところ掲載料を払い続ける型動画という資産が残る型
お金の出方毎月同じ額が出続ける制作時にまとまって出て、あとは運用費
やめた時露出がすぐ止まる作った動画は手元に残り、過去の投稿も見られ続ける
積み上がるもの基本は積み上がらない動画・フォロワー・保存してくれた人が増える
お客さんの出会い方探している人に見つけてもらう探していなかった人に知ってもらう
弱いところ固定費が重く、比較の土俵に乗る見られる仕組みを作らないと眠る

動画は一度作れば、翌月以降もお店の紹介として使えます。掲載料と違い、止めた月にゼロへ戻りにくいのが特徴です。ただし、勝手に伸びるわけではありません。作った動画が「見られる場」に出ていないと、資産ではなくただのデータになります。この点は飲食店のインスタリールが伸びない原因で詳しく書いています。

ZENが見ている事実

ZENは徳島で飲食店メディア「徳島グルメ」を運営していて、これまでに紹介したお店は487店です。掲載店のアンケートでは満足度96%という回答をいただいています(2024〜2026年の飲食店アンケート)。あわせて、SNS総フォロワーは100,589人です。

私たちは、お店の紹介動画をSNSという「見られる場」に出し続けることを仕事にしています。これは掲載料とは別の仕組みで、動画が積み上がるほど、お店を知ってもらう入口が増えていきます。ただし効果は保証できません。店舗によって差があります。

広告費まで含めた費用の中身は、飲食店のMeta広告の費用で内訳を整理しています。

グルメサイトと併用・段階的に切り替える進め方

切り替えは「いきなりやめる」ではなく「3段階で軽くする」のが安全です。

3段階のスケジュール例

段階やること次に進む目安
1. 数える(1か月目)予約の流入元を記録し、掲載料と並べる。Googleマップの情報を最新にする流入元の割合が言える
2. 足す(2〜4か月目)SNS動画を始める。予約リンクを一本化する。グルメサイトは今のまま他の経路の予約が毎月出始める
3. 減らす(5か月目以降)他経路が育った分だけ、グルメサイトのプランを下げるか掲載内容を絞るグルメサイトを減らしても総予約が落ちない

期間は目安です。お店によって、もっと短くも長くもなります。大切なのは、減らす前に「他の経路で予約が入っている」ことを自分の数字で確かめることです。

やめる前のチェックリスト

SNSで来店につなげる手順は、飲食店のショート動画集客にまとめています。

自店に合う集客手段を診断する

ここまで読んで「自分の店はどこから手をつければいいか」が分からなければ、無料の集客力診断を使ってください。質問に答えるだけで、Googleマップ・SNS・予約導線などの強みと弱みが1分で分かります。診断の結果は、グルメサイトを続けるか減らすかを考える材料になります。

月額5万円からの飲食店集客支援(税抜・12か月契約)では、撮影、ショート動画制作、SNS発信、Meta広告の運用、広告配信費、予約導線の整備、毎月の振り返りまでを一式で行います。いま払っている掲載料と、「何が含まれて、やめたら何が残るか」を並べて比べてみてください。

よくある質問

Q. グルメサイトをやめたら、お客さんは減りますか。
A. お店によります。グルメサイト経由の予約が売上の大半を占めているなら、いきなりやめると落ち込む可能性があります。まず予約の流入元を数え、他の経路が育ってから段階的に減らすのが安全です。
Q. 掲載料を払わずに集客するなら、何から始めればいいですか。
A. お金がかからず、すぐ効果が見えやすいのはGoogleマップの情報整備です。営業時間、メニュー、写真、予約リンクを最新にするだけでも、検索から来るお客さんへの見え方が変わります。
Q. SNSの動画は掲載料の代わりになりますか。
A. 代わりにも補完にもなります。動画は一度作れば残り、見た人が店を知るきっかけになります。ただし、作っただけでは見られないため、届ける場と予約までの導線を一緒に整える必要があります。効果は店舗によって差があります。
Q. ZENの集客支援は掲載料より高いですか。
A. 飲食店集客支援は月額5万円から(税抜・12か月契約)で、撮影、ショート動画制作、SNS発信、Meta広告の運用、広告配信費、予約導線の整備、毎月の振り返りを含みます。いま払っている掲載料と、何が含まれるかを並べて比べてください。効果は保証しておらず、店舗による差があります。

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代表取締役 大谷幸輝
この記事を書いた人大谷 幸輝(株式会社ZEN 代表取締役)

徳島で飲食店メディア「徳島グルメ」(SNS総フォロワー100,589人)を運営し、これまで487店を紹介してきました。撮影・ショート動画・広告まで、飲食店の集客を現場で支援しています。